お世話になっております。
日本オートプラザ、説明会＆研修担当の渡辺です。
中国武漢発の新型コロナの次は、中国発の金融危機なのでしょうか？
https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/207.html
今回の金融危機を乗り切ったところで
いよいよ中国経済の減速が明らかとなり
その世界経済への影響は計り知れない、という指摘もあります。
ようやくコロナ禍から世界経済が立ち直る兆しと、
思われた所にあらたな経済危機の火種なのでしょうか
中国が窮地に至れば政治的・軍事的にも
他国との緊張を増すとも指摘さますので、
パンデミック以上の恐怖と不安が
人々に押し寄せるのかもしれません。
これまでの中国の急激な発展拡大は
社会主義市場経済を強力な「中央集権」にて
極めて効率的に推し進めてきた結果ですね。
当初は世界の工場として輸出によって、でしたが
今や13億を超える人民の、膨大な物欲と消費欲がそれを支え
今回の金融危機の発端も、巨大な物欲と消費欲に根ざした
莫大な不動産投資です。
他方、日本はもとより、先進国では
リスク分散と富の分配の観点からも「地方分権」が重視され
さらに、一般市民は政府の意図より先に進む形で
地元や自身が所属する、より小さなコミュニティーを
重視するようになりました。
そこでは、モノよりコトに価値があります。
物欲ではなく、体験欲に価値があります。
人工物ではなく、環境や自然に価値があります。
コミュニティーから隔絶し、
サラリーマンとしてだけ生きる事での価値は
立派な家や立派な車を買う、買えたことが
企業に貢献した証、ステータスであり、ご褒美であり
それらを実現する事が「幸せ」のあり方でした。
コミュニティーと共に生きる事の価値は
立派な家や車ではなく、仲間との素敵な経験、
楽しい体験、思いやりの気持ち、絆です。
そして、それらの舞台となる、大切な環境や自然です。
実はサラリーマンとしてだって、
本来はそれらが生きる事の価値だったのですが
平成に入り、グローバリズムの徹底により
仕事とは細分化、分断化、合理化こそ、とされ
お金を得るための、ただの手段となり
多くの人にとって、生きる事の価値では無くなって行きました。
したがって、勝ち組・負け組などと言われた社会では
立派な家や車でしか自分を証明するしか無くなっていった。
そして今や、立派な家や車も
手に入らないかもしれない時代に生きる時
人々は、そもそも、そこに価値を見出さなくなって来ていました。
もちろん、このメールをお読みの方の多くが
まだまだ立派な車に価値をおいている事は知っています。
だからこそ、無駄にお金を使わなくても
立派な車に乗ることができる方法を学んで頂き
大切なお金を、もっと大切な「コト」に使っていただきたい。
車に限らず、大切なコトのために
無駄なモノにはお金を掛けない
そのような価値の転換を共有する事のみで
これからのビジネスは成り立っていく、
そう、考えています。
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